パッケージデザインを考える高校生ら=有田町のキハラ

キハラの池田和浩さん(右)から器にデザインを転写する技術の説明を受ける高校生ら=有田町のキハラ

キハラの池田和浩さん(右)から器へ転写する技術の説明を聞く学生ら=有田町のキハラ

参加した学生たちに既存の商品パッケージを紹介する竹下製菓の竹下真由社長=小城市の竹下製菓

商品パッケージについて話し合う参加学生=小城市の竹下製菓

既存の商品パッケージを見てアイデアを深める佐賀北高生=小城市の竹下製菓

 大学生や高校生がプロのデザイナーと共同でパッケージデザインを考案するワークショップが8日から始まった。2カ月間かけて、県内の陶磁器商社やアイスクリーム製造会社などの商品のパッケージデザインを考える。

 10月19日から県立博物館で開かれる企画展「SAGAものづくり夢ラボ」の関連事業の一環で、テーマは「進め、未来へ」。大学生や高校生20人が3チームに分かれて、それぞれパッケージデザインを考案し、実際に商品のパッケージを開発する。

 8日は、大学生と高校生4人が有田町の陶磁器商社「キハラ」を訪れた。商品企画部の池田和浩さんから同社が開発した商品や企業理念など説明を受けた後、商品を見て回り、デザインのイメージを膨らませた。

 学生らは商品のパッケージデザインに加え、商品の絵柄も考えられないかと要望した。直径約20センチの平皿に学生たちが考えた絵柄を転写し、その皿のパッケージも作ることに決まった。

 また10日には、人気アイス「ブラックモンブラン」などで知られる小城市の竹下製菓を学生7人が訪問。竹下真由社長から、アイスをはじめとする同社商品の歴史や製造工程、さらにブラックモンブランが来年で50周年を迎えることなどについて説明を受けた。

 学生から「ブラックモンブランが佐賀発祥だとあまり知られていない」などと意見が出て、「佐賀」「50周年」「贈り物」をキーワードに、ブラックモンブランのパッケージを考える方針を決めた。

 キハラのチームに参加した佐賀北高2年の山田珠莉さん(16)=多久市=は「将来、デザインに関わる仕事に就きたいので貴重な機会になる。一から企画を考えるのは難しいが、できるだけ力になれるように頑張りたい」と意気込む。また竹下製菓チームの小林萌さん(21)=佐賀大3年、八代市出身=は「プロジェクトの進め方なども勉強になる。パッケージの質感にこだわってみたい」と早速、構想を練っていた。

 学生たちとデザインを考えるアートディレクターの古賀義孝さん(42)=伊万里市=は「みんなの思いが結晶になり、世に出せれば」と話した。完成したパッケージデザインは10月19日に企画展会場で発表する。

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