佐賀県は9日、7月上旬の西日本豪雨での県内の被害状況を新たにまとめた。農地や林道、道路、河川などの被害額が膨らみ、前週に比べて総額で14億円増え、約155億円に上った。今回の集計を基に最終的な確認を取り、国に被害状況の確定報告を提出する。

 9日現在の集計では1週間前に比べ、農林業関係で林地の山腹の崩壊や、林道ののり面・路肩崩壊の被害箇所数が伸び、被害総額は約7億5400万円増えて114億3300万円になった。道路や河川など公共土木施設の被害は約6億円増加して40億円に達した。

 文化財関係では、国の重要文化的景観に選定されている「蕨野の棚田」(唐津市相知町)の石垣の一部が損傷していることが新たに報告され、計9件になった。

 住居の被害では、一部損壊があった自治体に伊万里市が加わり4市で25棟、床下浸水は三養基郡基山町のケースが新たに計上され、247棟に上った。学校施設は7カ所で、箇所数は同じだったものの、被害額が約2400万円増えて約6800万円に上った。人的被害は死者2人、負傷者3人のままだった。

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