佐賀空港への自衛隊輸送機オスプレイ配備計画で、大野原演習場(嬉野市、長崎県東彼杵町)で隊員の空輸などを行う部隊訓練が想定されている。佐賀県が機体の安全性を精査する過程で訓練内容を確認した。

 防衛省は、佐賀空港以外の県内の訓練場所として大野原を挙げた。防衛省は県への説明で「航空部隊が野外(演習場)に展開し、駐機場、指揮所、補給施設などを開設する訓練や、隊員を空輸することを想定した訓練」としている。

 防衛省は今回の確認で、県内上空や有明海では空中給油や発着艦訓練といったリスクを伴う過酷な状況下の訓練は実施しないとしている。大野原の訓練について県は「目達原駐屯地でも実施されているような訓練になる」と話している。

 嬉野市の村上大祐市長は大野原が想定飛行経路に含まれていることを踏まえ、「訓練も視野に入れているとの認識は持っていた」と述べた。「演習場がある自治体として協力できる部分は協力する」としつつ、「国や県からの連絡を待ちたい」と話した。

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