柔道男子団体1回戦 小内刈りで技ありを奪い、1勝を挙げた佐賀商の先鋒田中龍馬(右)=三重県津市のサオリーナ

 4年ぶりの全国総体に挑んだ柔道男子団体の佐賀商は1回戦で前年優勝の桐蔭学園(神奈川)に1-3で敗れた。持ち味の積極的に前に出る柔道で強豪に善戦し、会場を沸かせたが、最後は力負け。それでも井上安弘監督は「気持ちの入った試合を見せてくれた」と選手の奮闘をたたえた。

 優勝候補の一角に果敢に立ち向かった。先鋒(せんぽう)を担った全日本カデ(15~17歳)66キロ級覇者の田中龍馬は自分より34キロも重い相手にひるまず、前へ前へ。残り30秒、小内刈りで技ありを奪うと、その役割をしっかりと果たした。

 「1、2年生の3人がいい流れをつくってくれた」と、3年の副将岩本隼人と大将板橋泰寿も気持ちで引かずに戦った。ともに一本負けを喫したが、「自分たちが3年間やってきた柔道は見せられた」。最後は背筋を伸ばし、堂々と畳を下りた。

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