新聞活用セミナーでNIEの例を紹介する、佐賀新聞社の多久島NIE推進デスク=同社

NIE全国大会の内容を報告する県NIEアドバイザーの光武さん=佐賀新聞社

 小中高の教員を対象とした「新聞活用セミナー」が7日、佐賀新聞社であった。学校教育に新聞を活用するNIEの事例や学校で使えるワークシートが示され、活動の推進や充実につながるヒントを得た。

 佐賀新聞社の富吉賢太郎専務取締役・編集主幹が講演。「知ろうとすることは世の中を見抜く力を養う」と話し、新聞で疑問を見つけることの意義を説いた。多久島文樹NIE推進デスクは佐賀新聞を活用したワークシートを紹介した。

 10年以上、活動に携わってきた県NIEアドバイザーの光武正夫さん(52)=厳木中教頭=は7月に岩手県で開かれたNIE全国大会について報告した。中学生が新聞で気になった記事を切り抜き、要点と意見を書いた紙を校内に掲示している事例を紹介。切り抜きを見た生徒たちは、コメントを書いた付箋を貼り、意見交換をしているという。

 参加した教員たちは「ワークシートがあると知らなかった」「新聞の活用は継続することが課題だと思う。1人で取り組むことは厳しい」と感想を述べ合った。光武さんは「県内では先生が1人で活動している学校もある。学校や地域全体で取り組みが広がってほしい」と話していた。

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