息の合った演舞を披露する「YOSAKOIさが」の出演者=佐賀市の中央大通り

佐賀藩のアームストロング砲を模したペットボトルロケットを楽しむ子どもたち=佐賀市の佐賀バルーンミュージアム駐車場

乗車体験でパトカーに乗る子ども=佐賀市のエスプラッツ

佐賀女子高美術部の生徒が制作したみこしの入場門=佐賀市の佐賀バルーンミュージアム

 佐賀市の夏の一大イベント「佐賀城下栄の国まつり」が4日、JR佐賀駅から佐賀城跡へと続く「佐賀市シンボルロード」を主会場に開幕した。初日はYOSAKOI踊りなど多彩なイベントがあり、暑さにもかかわらず多くの家族連れなどでにぎわった。最終日の5日は「きてみん祭ビッグパレード」(午後1時)や「こども総おどり」(同5時半)、「総おどり」(同6時半)などが行われる。

 48組華麗 YOSAKOI

 栄の国まつりを代表するイベントの一つ「YOSAKOIさが2018」が、佐賀城本丸歴史館横のメインステージや中央大通りなど3会場で華やかに開幕、出演者は猛暑に負けない力強い演舞を披露した。

 県内だけでなく、よさこいの本場・高知県などから計48団体がエントリー。そろいの色鮮やかな衣装を身にまとい、軽快な音楽に合わせた躍動感あふれる踊りで観客を魅了した。

 会場には熱中症対策として給水所が設置され、体調に配慮して日陰での見学を呼び掛けるアナウンスもあった。5日は4会場で行われる。

 

 佐賀藩の偉業、遊んで学ぶ おもしろレトロ博

 佐賀市の佐賀バルーンミュージアムでは、佐賀青年会議所による「ビックリおもしろレトロ博」が開かれ、子どもたちが明治維新150年にちなんだ体験型イベントを楽しんだ。

 幕末維新期に国内トップの科学技術を誇った佐賀藩の偉業を知ってもらうことも目的の一つで、会場には日本初の実用蒸気船「凌風丸」の実物大パネルを展示。アームストロング砲を模したペットボトルロケットの発射体験や、人力車での会場散策などもあった。

 江戸、明治期に創業し、今も営業を続ける県内企業の伝統と技を知る体験コーナーも。5日は正午から午後5時まで開かれる。

 

 働く車に乗り笑顔 エスプラッツ誕生祭

 エスプラッツでは、まつりに合わせて「誕生祭」が始まった。乗車体験や射的、スーパーボールすくいなどの催しがあり、子どもたちが元気いっぱいに楽しんでいた。

 パトカーや消防車、白バイの乗車体験が人気を集めた。佐賀市の根岸航汰ちゃん(4)は「パトカーがかっこよかった。運転手になれてうれしかった。また乗りたい」と笑顔を見せた。日本自動車連盟(JAF)による子ども安全免許証づくりもあった。5日は午後2時から水鉄砲合戦、午後5時からスイカ割りを開く。

 エスプラッツは1998年にオープンし、今年で20年を迎えた。

 

佐女子高生が「入場門」制作 美術部員、鯱の門模し

 メイン会場となる佐賀市の中央大通りに面した佐賀バルーンミュージアムには、佐賀女子高美術部員が制作したみこしの「入場門」が設置され、まつりの盛り上げに一役買っている。

 3年生部員7人が半月かけて作り上げた。開催中の肥前さが幕末維新博覧会にちなんで佐賀城跡にある国重要文化財「鯱(しゃち)の門」を模しており、縦3メートル、横6メートル。制作の依頼を受けた生徒たちは実際に鯱の門に足を運び、限られたスペースの中でいかに特徴を忠実に再現するかに工夫したという。5日のビッグパレードで活用される。

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