全長8・5メートルのアロサウルスの全身骨格(レプリカ)。手前は28メートルあるディプロドクスの一部=武雄市の宇宙科学館

首を振り叫び声を上げる6メートルのステゴザウルスのロボットを見入る子どもたち=武雄市の宇宙科学館

 武雄市の県立宇宙科学館で恐竜展が開かれている。全長28メートルもある大型恐竜の全身骨格(レプリカ)や最古の鳥類とされる始祖鳥の化石標本など、ジュラ紀の生物を80点を超える展示物で紹介している。

 

 2010年の「トリケラトプスの世界」、11年の「肉食恐竜の世界」に続く第3弾。今回は「ジュラ紀―大型恐竜や始祖鳥が出現した時代」をテーマにした。

 ジュラ紀は約2億130万年前から1億4500万年前まで続いた中生代の2番目の時代。大陸が分裂して海が広がり、気候変動の中で水中や陸上、空でさまざまな生物が繁栄を重ねた。

 入館すると全長6メートルのステゴサウルスのロボットが首を振り、叫んでお出迎え。怖がって逃げ出す子や興味深げによっていく子など反応もさまざま。ヒレのような背中の板は「太い血管が通り熱を逃している」という解説もつく。

 全長28メートルのディプロドクスと、8・5メートルのアロサウルスの全身骨格は並んで展示。「長い尾を振り回す速さは音速を超えたとも」「寿命は22~28年で、年間150キロも成長する」と説明されている。ステゴサウルスやディロフォサウルスの全身骨格もある。

 始祖鳥は「は虫類と鳥類の特徴を併せ持つ」と紹介され、世界各地で発見された化石が展示されている。 海で生きる爬虫(はちゅう)類でイルカのような「魚竜」、脊椎動物で初めて羽ばたいて飛んだといわれる「翼竜」のほか、ジュラ紀の植物なども展示され、大人も子どもも興味深げに見入っている。

 恐竜展は9月2日まで。週末の昼過ぎには恐竜に関する各種講演もある(ホームページから予約必要)。入館料は大人510円、高校生300円、小中学生200円、幼児100円。問い合わせは、電話0954(20)1666。

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