陸上女子400メートル障害決勝 1分0秒12で5位入賞を果たした大川なずな(清和)=三重県伊勢市の伊勢陸上競技場

陸上女子5000メートル競歩決勝 自己ベストを45秒縮め、24分3秒01で6位入賞した清和の武藤実(右)=三重県伊勢市の伊勢陸上競技場

■大川、急成長5位 種目転向1年鍛錬結実

 陸上女子400メートル障害の決勝レースに進んだ大川なずな(清和)は、1分0秒12で5位入賞を果たした。ハードル競技に転向して約1年。熱心な練習で急成長し、全国の表彰台に立った。

 準決勝では59秒64をマークし、全体の7番目のタイムで通過。決勝進出を0秒07差で逃した樋口夏美(佐賀北)から「私の分も頑張って」と声を掛けられ、気合を入れ直して大舞台に臨んだ。

 決勝は、最も内側の2コースになり、コーナリングに苦戦。前半は上位に食らいついたが、後半スピードを上げることができず、準決勝よりもタイムを落とした。

 2年生の県総体前に400メートルから400メートル障害に転向し、樋口や今村莉花(鹿島)らと競い合う中で記録を伸ばしてきた。「ライバルがいたからここまでこられた」と大川。「自己ベストが出せず、悔しさもあるけど、2人に感謝したい」と晴れやかな表情で語った。

■武藤、歓喜6位 スタミナ強化奏功

 陸上女子5000メートル競歩に初出場した2年の武藤実(清和)は、24分3秒01で6位入賞を果たした。驚異的な粘りで自己ベストを一気に45秒更新。「まさか入賞できるなんて…。驚きすぎてやばい」と表彰台で喜びを爆発させた。

 予選ではタイムが伸びず、下から2番目の15位で決勝に進出。「とにかく前の人に食らいつくことだけを考えた」という。決勝では上位グループを猛追。3000メートルをすぎてペースを落としたが、必死に粘った。総体前の練習で坂道ダッシュを繰り返して身に付けた猛暑に負けないスタミナが生きた。

 「先輩の分も頑張ろうと、思い切りいったのがよかった」と武藤。全国の舞台で度胸をつけ、来夏は「絶対3位以内に入りたい」と気持ちを新たにしていた。

 

【男子】
 ▽5000メートル予選
 「3組」(6)平駿介(白石)14分27秒66=決勝進出

 ▽5000メートル競歩予選
 「1組」(4)宮原空哉(鳥栖工)21分57秒76=決勝進出(15)前田未知也(鳥栖工)24分1秒37=落選
 「2組」(13)中谷瑠衣斗(鳥栖工)22分50秒35=落選

 【女子】
 ▽800メートル予選
 「6組」(7)中尾真依(伊万里商)2分18秒68=落選

 ▽400メートル障害準決勝
 「1組」(3)大川なずな(佐賀清和)59秒64=決勝進出
 「2組」(3)樋口夏美(佐賀北)59秒88=落選

 ▽同決勝 (5)大川なずな(佐賀清和)1分0秒12

 ▽5000メートル競歩決勝 (6)武藤実(佐賀清和)24分3秒01

 ▽走り幅跳び予選
 「2組」(20)月岡真珠(佐賀北)5メートル52=落選

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