佐賀県は3日、カンピロバクターによる食中毒が発生したとして、鳥栖市本鳥栖町の居酒屋「鳥ひよ」に対して同日から3日間の営業停止命令を出した。来店した1グループの20~50代の男女9人に下痢や腹痛などの症状が出た。現在は回復傾向にあるという。

 県生活衛生課によると、9人を含む職場の15人が7月27日に利用した後、症状が出る人が相次ぎ、31日に鳥栖保健福祉事務所へ連絡した。調査で5人からカンピロバクターが検出された。店は加熱用の鶏肉を使い、十分に加熱されていない鶏たたきやささみ串を提供していた。1日から営業を自粛している。

 カンピロバクターは鶏などの腸管内にいる細菌で、少量の菌数でも食中毒を発生させ、熱には弱い。県内で発生したカンピロバクターの食中毒は今年4件目。生活衛生課は「半生や加熱が不十分な鶏肉料理で食中毒が多発しており、適切に取り扱ってほしい」と話している。

 

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