ソフトボール女子1回戦・佐賀女子-倉吉総合産(鳥取) 5回裏佐賀女子1死二、三塁、1番山口未葵が2点三塁打を放ち、コールド勝ちを収める=三重県の熊野市防災公園野球場

 研ぎ澄ました集中力で勝機を逃さなかった。1回戦に臨んだソフトボール女子の佐賀女子は、倉吉総合産(鳥取)に7-0の五回コールド勝ち。投打がかみ合い、絶好のスタートを切った。

 初回、3年生エースの中村朱寿が3人で抑える抜群の立ち上がりを見せると、打線がすぐに応えた。先頭の山口未葵が甘く入った直球を見逃さず中前打で出塁。4番片岡美結の遊ゴロが相手失策を誘って1点を先制すると、後続も鋭くコンパクトに振り抜いた。

 抜け目のない走塁を絡ませて三回まで毎回得点を挙げると、全国大会初出場で浮足立つ相手を寄せ付けなかった。

 この日2安打3打点の活躍で、五回に試合を決めるフェンス直撃の適時三塁打を放った山口は「どんな形でもいいから塁に出るのが自分の仕事。まず一つ貢献できた」と笑顔で話した。

 チームは前日、宿舎のホテルで世界選手権の日本-イタリア戦をテレビで観戦。世界を相手に活躍する先輩の藤田倭(太陽誘電)、内藤実穂(ビックカメラ高崎)の姿に元気をもらい、「次は自分たちの番」と気持ちを奮い立たせた。

 次戦は佐賀女子と同じく完封勝ちで1回戦を勝ち上がった金沢(石川)とぶつかる。山口は「ここから先は意地と意地の勝負。自分たちを信じて目の前の相手に全力でぶつかりたい」と表情を引き締めた。

▽女子1回戦

佐賀女7―0倉吉総合産(鳥 取)

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