種痘記念祭でスライドを使って講演する加藤茂孝氏(神埼市提供)

神埼市 神埼市千代田町の千代田文化会館「はんぎーホール」で7月29日、種痘記念祭が開かれた。さが幕末維新博覧会関連事業の一環で、「天然痘との闘いと佐賀藩の種痘」をテーマに、識者の講演などに約50人が耳を傾けた。

 式典で松本茂幸市長は、同市に伊東玄朴の生誕地があることや顕彰活動を実施していることを踏まえてあいさつ。山口祥義知事は「先人の活躍がなければ長生きはできていない。その志をつないでいかなければ」とメッセージを寄せた。

 保健科学研究所学術顧問の加藤茂孝氏が天然痘の歴史をひもとき、新興感染症への対策などを講話。また、佐賀大地域学歴史文化研究センター特命教授の青木歳幸氏は「天然痘との闘い-伊東玄朴の志」と題して、「玄朴は近代医学の最も重要な開拓者で先駆者の一人だった」などと説明した。

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