進出協定を締結した益正グループの草野益次社長(右)と末安伸之町長=みやき町庁舎

 佐賀県三養基郡みやき町は2日、福岡県内で飲食店18店を運営する「益正グループ」(本社・福岡市)と、工場新設に関する進出協定を結んだ。グループ内の飲食店で使用する個食パックや外販用のレトルトカレーなどを新工場で製造する。

 みやき町簑原の香田工業団地の一角に進出し、敷地面積は1877平方メートル。新工場は、現存する鉄骨一部2階建て、延べ床面積464平方メートルの建屋を全面改築する予定で、下処理室や加熱調理室、包装室、事務所などを整備する。9月に着工し、11月に完成予定で、12月から操業を始める。

 県産農畜産物を真空低温調理した居酒屋・レストランメニューの個食パックと、福岡を中心に九州内で販売しているレトルトカレーを製造する。従業員数は、操業時に地元雇用10人を含む11人でスタートし、2023年12月に地元の15人を含む16人体制を目指す。

 町は固定資産税を3年間減免し、1人当たり50万円の雇用奨励金を支出する。

 町庁舎で調印式が開かれ、末安伸之町長と草野益次社長が協定書に署名した。町長は「農業振興や地域活性化につながる」と期待し、草野氏は「地元の食材を使った新商品会などにも取り組みたい」と意欲を見せた。

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