カノン砲を撃つ号令を掛ける児童(手前)=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 佐賀市の佐賀城本丸歴史館が1日、開館から14周年を迎えた。開館記念日に合わせ、祝砲のカノン砲を撃つイベントなどがあり、来場者で盛大に祝った。

 鯱の門付近に置かれた24ポンドカノン砲(複製)では、陣羽織を着た子どもが「3、2、1」とカウントダウン。采配を振り下ろし「撃て」の声と同時に、周囲にはごう音が響いた。観客は、その音の大きさと迫力に、目を見開いて驚いていた。

 沖縄から県内の祖母の家に遊びに来た河邉凜さん(8)と妹の晴ちゃん(4)も、緊張した面持ちで号令を掛けた。凜さんは「思っていたより音が大きかった。大砲を造った鍋島直正公のことを沖縄のみんなに教えたい」と瞳を輝かせた。

 七田忠昭館長(66)は「来場者には、テーマである幕末維新のことを知ってもらいたい。明治維新150年の今年の勢いで、来年以降はより内容を深めていきたい」と意気込みを語った。当日は、来場者に幕末維新の佐賀の偉人に関する言葉が書かれたうちわや、ボランティアが作った金魚の折り紙が配られた。

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