水田に飛来したコウノトリ2羽=佐賀市東与賀町(提供写真)

 佐賀県佐賀市東与賀町飯盛の水田で7月30日、国の特別天然記念物であるコウノトリ2羽が発見された。偶然、車で近くを通りかかった同市川副町の江頭照隆さん(52)と妻の美由紀さん(49)が見つけ、動画を撮影した。

 2人は以前、テレビで見たのを思い出し、「コウノトリではないか」と直感。路肩に車を停車させ、撮影した。その後、息子の隆紀さん(24)も現場に行き、2羽を観察。約50メートル離れた水田で餌を探すように頭を上げ下げしながらゆっくり動いていたが、その後、同時に北西に飛び立ったという。

 日本野鳥の会佐賀県支部の宮原明幸支部長は、江頭さんが撮影した写真を見て「羽色とくちばしの特徴から、コウノトリで間違いない」と断言。近隣では昨年11月に福岡県小郡市で目撃情報があったという。宮原支部長は、コウノトリの保護や野生復帰に取り組む「兵庫県立コウノトリの郷公園」から放鳥された個体が飛来した可能性を示唆している。

このエントリーをはてなブックマークに追加