武雄署長から感謝状を受けた土許さん(右)と山下さん=武雄警察署

 武雄署は7月31日、多額請求詐欺を未然に防いだとして、武雄市山内町のコンビニ店員で、同町の土許(つちもと)裕展(ひろのぶ)さん(31)と、武雄町の山下若沙(わかさ)さん(27)に署長感謝状を贈った。

 7月7日午後2時ごろ、山下さんは店で電子ギフト券を買おうとしている60代の女性の様子がおかしいと感じて土許さんに伝えた。土許さんは多額の電子ギフト券を買おうとしていることなどを聞きだし、武雄署に連絡。署員が来るまで15分ほど「払う必要ない」などと話しながら、帰ろうとする女性を引き留めた。

 女性にはその日の朝、携帯に通販会社をかたるメールがあった。電話をかけたところ約30万円の支払いを求められたうえ、翌日には請求の弁護士費用などで倍以上になると言われて、電子ギフト券で払おうとしていた。家族が何かを購入したと思ったという。

 2人は「おかしいとすぐに感じた。お年寄りの来店も多いのでこれからも積極的に声をかけていきたい。詐欺は許せない」と話した。石橋憲茂署長も模範的な対応をたたえた。

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