学校体育着プリントデザインコンクールで最優秀賞に輝いた前田桃華さんと作品=有田町の有田工高

 学生服メーカーのトンボが募集した「第1回学校体育着プリントデザインコンクール」の最優秀賞に有田町の有田工高デザイン科3年、前田桃華さん(17)=伊万里市=の作品が選ばれた。有田の焼き物の文様を取り入れたデザインが評価された。前田さんは「スタイリッシュさを心掛けた。学校の体育着に採用されたらうれしい」と話し、学校側も前向きに検討しているという。

 コンクールはことし初めて開催され、学校体育着と部活動の2部門に全国から418校、7630作品の応募があった。前田さんは学校体育着の部で一席となった。

 焼き物の産地・有田を意識し、色は染付の青を選び、上着の前身ごろの半分に伝統的な市松模様を、もう半分にさまざまな図形を配置。ズボンは上着とのバランスを考え、シンプルに両サイドにラインを入れた。審査では「優秀賞以上の中で唯一地元のものを使っており、非常にユニークな作品」と評価されたという。

 7月上旬に東京であった表彰式では、作品をモデルが着てお披露目された。「自分が作ったものが製品になり出てきたことに感動した。会場にどよめきが起きて、われながら頑張ったなと思った」と笑顔を見せた。

 ことしの県展のポスターに採用され、2年時には「高校生クリエーターの新聞広告」でも最優秀作品に選ばれた前田さん。将来はCGクリエーターを目指し、映像関係の専門学校に進むという。

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