鳥栖-清水 0-1で敗れ、厳しい表情を見せるFW豊田(中央)ら鳥栖イレブン=静岡市のIAIスタジアム日本平(撮影・米倉義房)

鳥栖-清水 後半22分、突破を狙い、ボールに触れた後に倒されたものの、自身の反則と判定されて怒りをあらわにする鳥栖FW金崎=静岡市のIAIスタジアム日本平

 ゴールが遠かった。鳥栖は決定機をつくれず、7戦負けなしと相性のよかった清水に完封負け。FW小野は「僕らの力が足りないということ。そのことを分かったうえで、どうやったら勝てるかを考えないといけない」と唇をかみしめた。

 前半18分、清水FWドウグラスに右サイドからドリブル突破を許し、PKを献上した。個の力でねじ伏せられた格好となったが、「ボールを出させないように前から行かなければならなかった」と悔しがった。

 2戦連続でトーレス、金崎、小野のトライアングルを形成した前線。トーレスは前節と比較し、中盤でボールを受けることで推進力を生み出した分、クロス攻撃時に中央が手薄になって迫力を欠いた。左サイドバックのDF吉田は「前に夢生君とフェルナンドがいてこそ相手は嫌がる」と改善点を挙げた。

 この日、ボール支配は清水を上回ったが、フィニッシュの精度を高めることはできなかった。MF原川は「まだ探り探りでやってる部分もある。時間が必要」と話した。

 後半22分、金崎がボールに触れた後、後ろから相手選手に倒されながら、自身のファウルと判定されるなど不運も重なり、「イライラしてしまった部分もあった」とフィッカデンティ監督。6試合勝ちなしで、この間の得点はオウンゴールの1点だけ。

 依然厳しい状況が続くが、小野は「しっかり受け止めて、一日一日努力するしかない。ここで何かを変えるのではなく、続けていくことが重要」と置かれている状況を冷静に受け止めた。

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