参加者は「誰かに聞いてほしいこと」を思うままに語った=伊万里市二里町の街のサナーレ

 伊万里市二里町にある「街のサナーレ・メンタルヘルス・ソリューションセンター」でこのほど、地域との交流イベント「オレの話を聴け!」が開かれた。誰かに聴いてほしいことを人前で話してすっきりしてもらう趣旨で、センターの呼び掛けに市民ら5人が参加した。

 センターは2年前に開設し、主に精神障害者を対象にした「訪問看護ステーション」「就労支援」「カウンセリング」の機能がある。誰もが自分らしく暮らせる地域社会の実現に向けた活動にも取り組み、第1弾として今回のイベントを企画した。

 出演者の5人はセンターのスタッフら聴き手たちを前に、それぞれの悩みやモヤモヤを自分のペースで語った。地元で音楽活動をしている牧瀬亮介さん(33)は、古里と音楽へのあふれる思いを自作の曲を交えながら伝えた。

 イベントを担当した赤坂珠梨さん(36)は「精神科医療に携わる者は、ただ聴いてくれるだけで悩みの半分は解決するのをよく知っている。このような企画を通し、心に障害を持つ人への理解が深まればと思う」と話す。企画への問い合わせは同センター、電話0955(25)9795。

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