作業員に教わりながらチェーンソーで丸太を切る高校生=佐賀市富士町

 林業に興味を持ってもらい、若い就業者を増やそうと、高校生を対象とした林業就業体験が7月31日、佐賀市富士町であった。関心のある高校生15人が参加し、理解を深めた。

 高校生たちは作業着に身を包み、富士大和森林組合の作業員に手ほどきを受けながら、チェーンソーを使い丸太切りを体験。初めてチェーンソーに触る生徒も多く、慎重に丸太を切っていた。林業で使用する4種類の重機を実際に動かす体験もあり、木材を切り分けたり、切り分けた木材を運んだりする作業を行った。午後には木材の加工工場なども見学した。

 高志館高2年の納富健一郎さん(16)は「今回の体験で林業のことを理解することができて楽しかった。今後の就職活動に役立てたい」と話した。

 体験会は市森林整備課が主催し、今年で4回目。過去に体験会に参加した高校生が同森林組合に就職するなど、後継者獲得に向け一定の効果があるという。同課は「若手就業者の確保には、林業がどんなものかを知ってもらうことが大切。もっと広めていきたい」としている。9月には一般向けの体験会を実施する予定。 

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