水質を調べるため水生生物を採集する子どもたちと地区住民=有田町の有田川

 有田町戸杓地区を流れる有田川で7月31日、生き物観察会があった。地域の小学生ら25人と住民20人が参加、川のきれいさを示す指標となる水生生物を採集して水質をチェック、地元の自然の豊かさを学んだ。

 参加者は県立宇宙科学館学芸員の伊藤辰徳さんの指導で、水草の周辺に網を入れたり、川底の石をひっくり返したりして水生昆虫を中心に探した。

 採集した生き物は公民館で分類。きれいな水の指標となる沢ガニやカゲロウの仲間などを確認、4段階で一番良い水質と判定された。伊藤学芸員は「この3年間安定した環境が維持されている」と川の状態を説明した。貝類を採ったという有田中部小1年の松尾淳平君(7)は「いろいろな生き物がいて元気な川でよかった」と話していた。

 観察会は、地区内に産廃最終処分場計画が持ち上がったのを機に発足した地元住民でつくる「戸杓の自然を守る会」と、地元PTAが開き、ことしで3回目。

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