プランクトンネットを使って池から藻類を採取する出村教授と子どもたち=佐賀市高木瀬町

 地球温暖化対策などに有効な資源として注目を集める「藻類」を学ぶ自然教室が7月31日、佐賀市高木瀬町の市清掃工場であった。小学4年から6年生までの20人が、近くの池やガードレールから採取した微細藻類を顕微鏡で観察し、図鑑と照らし合わせながらスケッチした。

 佐賀大農学部の出村幹英特任准教授が講師を務め、佐賀商業高の生徒が顕微鏡の使い方などを手伝った。

 冒頭、出村准教授は佐賀のりの写真を見せながら「のりも藻類の一種。藻類は地球上のあらゆる場所にいて、コップで雨を受けて観察したら藻類が見つかる」などと紹介した。オイルを生み出したり、二酸化炭素を吸収したりする藻類の特性が、エネルギー問題や温暖化対策、食糧問題の解決につながると注目を浴びている現状を説明した。

 出村教授が県内で採取した微細藻類をまとめた手作りの「さがん藻図鑑」を配り、子どもたちと近くの池に出向いて、プランクトンネットを投げ込んで水を採取した。

 藍藻の一種「ミクロキスティス」を見つけた神野小4年の北村灯真君(9)は「自分で採った水から藻類が見つかってうれしい。顕微鏡でしか見えない藻類がいるなんて知らなかった」と興味津々で顕微鏡をのぞき込んでいた。自然教室は8月23日にも開かれる。 

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