できるだけ笑い、楽しく生きることの重要性を説く鎌田實さん=佐賀市文化会館

 医師で作家の鎌田實さんが監修するミズ・溝上薬局の「がんばらない健康長寿実践塾」が1日、本格的にスタートした。佐賀県が健康長寿日本一になることを目指し、鎌田さんが食生活改善や運動療法、生活習慣病予防などを塾生に指導する。

 佐賀市文化会館で開いた初回セミナーには約850人が参加した。鎌田さんが昨年11月と今年5月のプレ講座の内容を踏まえ、長生きには筋肉を蓄える「貯筋」と楽しんで生きることが重要だと説いた。

 鎌田さんは野菜とタンパク質をこれまでより多く摂取するよう求め、自宅でもできる簡単な運動として、かかとを上げ下げする「かかと落とし」とスクワットを紹介、会場で参加者と実践した。

 できるだけ笑うこと、社会的に閉じこもらないことの大切さも指摘し、こうした取り組みは「家族など人のためと思えばやれる。誰かが始めれば動きが広がり、地域の健康データも良くなる」と効果に期待した。

 実践塾では鎌田さんによるセミナーを年4回程度開くほか、料理や運動の教室も行う。鎌田さんは佐賀新聞にコラム「健康長寿県佐賀をめざして」を連載している。 

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