開場式。御玄関でテープカットする関係者/開場式。御玄関でテープカットする関係者

 幕末・維新期の佐賀の歴史を顕彰する「県立佐賀城本丸歴史館」が、佐賀市城内の佐賀城跡にオープンした。初日は県内外から歴史愛好家ら約4千人が訪れ、幕末・維新期の息吹を体感した。

 佐賀藩10代藩主鍋島直正が1838年に再建した本丸御殿の一部を忠実に復元。木造建築としては国内最大級の復元物で、広さは2500平方メートル。藩の公式行事が行われた約320畳の「外御書院」などがあり、「佐賀の七賢人」ら日本の近代化に貢献した先人たちの偉業を紹介している。

 入館無料で、来館者の満足度や気持ちに応じて寄付を募るスタイル。館内を解説ボランティアが案内するなど、行政と地域、ボランティアが一体となって親しみやすい施設を目指してきた。

 開館から14年。現在は約80人のボランティアが方言を交えて案内し、表彰式や佐賀城下ひなまつりなど、多くの行事で活用されている。台湾や韓国など訪日外国人の来館も増え、昨年度の年間来館者は約32万5千人、ことし6月には来館300万人を突破した。(新元号まであと273日)

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