現在の保育事情について話す吉牟田美代子センター長(中央)

 保育士資格があり今は保育現場で働いていない「潜在保育士」に、復職を促すセミナーが23日、武雄市子育て総合支援センターで始まった。保育士資格や幼稚園教諭の免許を持つ17人が参加し、幼児教育制度が変わる中、復職への不安を少しでも軽減できるように、現代保育のあり方などを学んだ。

 「現代教育・保育事情」と「乳児の視点~今、大切なこと~」をテーマに吉牟田美代子同センター長が講演した。「子どもたちは大人の空気を読む。大人がイライラしたりしていると、それが伝わり泣いたり不安になったりする。愛情を持って接することが大事」とアドバイス。子育て中の母親や子育てが終わり子育てサロンなどで活動する「支援サポーター」の参加者が多く、実生活での子どもへの接し方を交えて話した。

 参加した大町町の山口なおみさんは「幼児教育と実生活での子育てとリンクするところが多かった。セミナーでいろいろと勉強し頑張っていきたい」と意気込みを語った。吉牟田センター長は「子育てに携わってきた人たちが集まっている。モチベーションも高いので、情報や悩みを共感しながら、復職のきっかけになってくれれば」と笑顔を見せた。

 セミナーは全15回。次回は8月1日に「現場見学~乳児の環境を学ぶ~」をテーマに武雄市のあさひこども園で行う。問い合せや受講希望は同センター、電話0954(36)3700。

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