農産物を贈った佐賀県農業協同組合の大隈博義常務理事(左から2人目)ら関係者=佐賀商高応接室

山口祥義県知事(左)から激励を受ける佐賀商ナイン=佐賀市の県庁

優勝旗を手に入場する佐賀商ナインと、出迎える生徒たち=佐賀市の佐賀商高体育館

 第100回全国高校野球選手権記念佐賀大会を制し、10年ぶりに甲子園の切符を手に入れた佐賀商高野球部の壮行会が30日、同校体育館であった。木村颯太主将が「応援のおかげで優勝できた。チーム目標の全国制覇をとれるように、甲子園でも一丸となって戦っていく」と力強く決意表明。全校生徒と職員など約720人の前で、飛躍を誓った。

 吹奏楽部による「栄冠は君に輝く」の演奏のもと、優勝旗を手にした木村颯太主将を先頭に入場。花道を歩く選手たちを、生徒は拍手で出迎えた。吉松幸宏校長が「名門・佐賀商のプライドを胸に、佐賀旋風を吹かせてほしい」と激励。学校カラーの赤いはちまきを身につけた校長が「フレフレ佐賀商」と音頭をとり、全校生徒でエールを送った。

 大会は5日に開幕。野球部は1日に出発し、2日の組み合わせ抽選会で対戦相手が決まる。吹奏楽部部長の中島彩菜さん(17)は「先輩たちができなかった経験ができる。演奏で後押ししたい」と練習に向かった。

 

■佐賀牛食べて頑張れ JAグループ県産米なども贈る

 JAグループ佐賀が30日、佐賀商高野球部に佐賀牛と県産米「さがびより」、「肥前さくらポーク」のウインナーやハムなどを贈った。

 同校で贈呈式があり、佐賀県農業協同組合の大隈博義常務理事が「農産物をおなかいっぱい食べて、伝統ある佐賀商ユニホームで大暴れしてきて」とナインを鼓舞した。受け取った木村颯太主将は「県代表として1試合でも多く勝ち進み、精いっぱい頑張ってくる」と応えた。

 贈呈品の佐賀牛ロース10キロ、ウインナーやハムなど肥前さくらポーク加工品セット5・6キロ、「必勝茶」とさがの麦茶それぞれ5ケースは、選手たちの宿舎に届けられ、現地で振る舞われる。牛乳「さが生まれ」は出発までの練習中に提供される。

 

■県民の期待に応えて 知事、ナインを激励県庁訪問

 佐賀商高野球部が30日、佐賀県庁を訪れた。山口祥義知事らに佐賀大会の優勝を報告し、甲子園での活躍を誓った。

 野球部の森田剛史監督や選手ら27人が訪れた。選手たちは佐賀大会の金メダルを胸に下げて登場し、出迎えた県職員や一般県民ら100人以上から祝福を受けた。山口祥義知事は県大会での戦いぶりについて「一人一人が役割を果たし、『チーム野球』をやっていた」とたたえ、「県民の期待に応えて、一勝一勝積み上げて」と激励した。森田監督が県大会を振り返りながら、20人の選手と記録員の活躍ぶりを紹介。松浦遼太左翼手のアカペラの前奏に合わせて、堂々と校歌斉唱した。

 佐賀商ナインは同日、県議会へも表敬訪問し、激励を受けた。

このエントリーをはてなブックマークに追加