人生の終幕に備えた「スマイルノート」を作成した二里町緩和ケア研究会のメンバー=伊万里市の山元記念病院

 伊万里市内の医療福祉従事者らでつくる「二里町緩和ケア研究会」が、人生の終幕に備えて書き留めておく「スマイルノート」を作成した。延命治療の有無や親しい人への伝言などをつづり、今をよりよく生きるために役立ててほしいと希望者に配布する。

 ノートは全30ページ。自ら判断ができないときに希望する医療や介護、葬儀のスタイル、財産一覧など残された人のために記入する欄と、これまでの人生を振り返る欄の二つに大別される。一般に「エンディングノート」と呼ばれるものだが、人生の最期と向き合うことをより肯定的に捉えることができる名称にした。

 二里町緩和ケア研究会は会員約80人で、人生の最期の在り方を考える研修会を月1回開いている。代表の山元章生・社会医療法人「謙仁会」理事長は「ノートは健康で元気なうちから少しずつ書き込んでほしい。今度のお盆など家族が集まった時に、楽しく書くのもいいのでは」と話す。

 ノートは同市二里町の山元記念病院などに置いている。問い合わせは同病院、電話0955(23)2166。

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