敷地内には芝生広場もあり、開館式の後、流しそうめんも振る舞われた=佐賀市の洞鳴の滝ふれあい館

 佐賀市三瀬村の洞鳴(どうめき)の滝近くに28日、小水力発電設備を備えた多目的施設「洞鳴の滝ふれあい館」がオープンした。地元住民らが開館式に参加し、新たな地域交流拠点の完成を祝った。

 再生可能エネルギーの普及啓発と地域活性化を目的に、佐賀市が9年前から構想を練り、昨年着工した。鳴瀬川上流の取水門から水を引き入れ、ふれあい館に備えた発電機で約3メートルの落差を利用して発電する。出力は約2・8キロワット。ほかに太陽光発電設備(出力4・4キロワット)も備えた。

 メーン施設の多目的室は約24平方メートル。再生エネルギーなどに関する説明パネルを設置し、環境学習や集会にも活用できる。施設内には芝生の広場や、滝を見渡せる展望台も整備した。

 地元の田代優美子さん(45)は「息子がここで、どのように遊べるのか見に来た」と今後の利用に思いを巡らせていた。

 施設は地元で管理し、多目的室や広場を利用する場合は佐賀市環境政策課、電話0952(40)7201へ。

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