自分が調べた偉人について発表する子どもたち=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 佐賀市の佐賀城本丸歴史館で開催中の特別展「肥前さが幕末維新の『人』」の関連イベントとして、県内の小中学生13人が28日、「子どもガイド」に挑戦した。幕末―明治期に活躍した偉人について調べ、クイズ形式にしたり、「今生きていたら」と想像力を膨らませたりして、工夫を凝らしたパネルを作り、元気よくはきはきと偉業を伝えていた。

 小中学生が各自、自分の好きな偉人を1人選んでパネルを作った。鍋島直正や江藤新平、中林梧竹ら約10人を紹介した。

 本庄小4年の小栁夏音さんは「以前調べたことがあったので、もっと詳しく調べたい」と大隈重信を選んだ。クイズで「大隈の好きな食べ物は?」と問いかけるものの、答えられる人はあまりいなかった。「佐賀の名物です」などとヒントを出しながら答えの「丸ぼうろ」に導き、「緊張したけど、みんなに分かってもらえるように一生懸命説明しました」とほっとした表情を浮かべた。

 一緒に参加した姉の桜佳さん(同小6年)は島義勇を取り上げ、「北海道と佐賀で呼び名が違ったと知り、驚きました」と話していた。

 他の子どもたちも「相撲好きの辰野金吾が生きていたら、東京五輪の国立競技場が土俵に見えるように仕掛けていると思う」「(黒田チカは)植物の色素の研究をしたことがすごいと思った」など、自分の感想を織り交ぜながら説明していた。

 同館で展示解説するボランティアの塚原勝さん(79)は「細かいところまでよく調べていた。私たちにも刺激になります」と子どもたちの研究熱心ぶりに舌を巻いていた。

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