開港20周年を記念した放水アーチで迎えられる羽田-佐賀便。大勢の人が展望デッキで見守った=28日午前9時10分ごろ、佐賀市川副町の佐賀空港

 佐賀空港(佐賀市川副町)が開港20周年を迎えた28日、空港や同市内のホテルで記念イベントが開かれた。山口祥義知事をはじめ県内外の政財界関係者が出席し、開港20年への感謝を表すとともに、次代への飛躍を誓った。

 佐賀市のホテルマリターレ創世で開かれた記念レセプションには約250人が出席した。山口知事は「今日は空港の成人式。滑走路やエプロンなどの設備を需要に合わせて拡大していきたい。立派な“大人”になり、次世代に飛躍できるようご支援を」と、さらなる協力を呼びかけた。

 空港の記念セレモニーでは、午前9時10分ごろ到着した羽田―佐賀便を放水アーチで迎えた。展望デッキには「ありがとう。これからもよろしくね」とメッセージを掲げる人の姿もあった。

 佐賀空港は1998年に開港。利用低迷が続いたものの、格安航空会社(LCC)が就航し、全日空の東京便が1日5便になるなど利便性が向上した。2017年度の利用者数は約77万7千人となり、開港以来初めて建設時の需要予測73万7千人を超えた。

 一方で空港の維持管理に伴う収支は赤字が続き、16年度は1億8200万円のマイナス。防衛省から陸上自衛隊オスプレイの配備要請もあり、県は諾否を検討している。

このエントリーをはてなブックマークに追加