カレーライスやアスパラグリルをおいしそうに食べる子どもたち=佐賀市のアバンセ

 子どもたちに低価格で食事と居場所を提供する「子ども食堂」が22日、佐賀市のアバンセ内のレストラン「あいちゃん農園」で開かれた。約50人の親子連れが、8品目から選べるビュッフェ形式でカレーライスやパスタを味わい、同レストランを運営する農家森田浩文さんらによる野菜の話なども楽しんだ。

 メニューはサラダやアスパラグリルのほか、ヨコオ(鳥栖市)の「赤鶏」を使ったグリーンカレー、夏野菜のキーマカレー、ほうれん草のパスタなど。おかわりに並ぶ人も多く、家族と訪れた男の子(5)は「カレーがおいしくて3回もおかわりした」と満面の笑みを浮かべた。

 また森田さんはこの日のほうれん草について、「夏の九州では育ちにくい野菜だが、標高の高さを生かして脊振で作っている農家の方に提供してもらった」と説明。生産手段や販売の仕方が農家によって違うことなど、食や農業についての啓発にも時間を取った。

 同レストランの子ども食堂は昨年夏から始まり4回目。子どもは無料で、高校生以上にも300円で提供した。今回はアバンセを運営する「佐賀県女性と生涯学習財団」との共催で、次回は9月30日に予定している。定員は50人前後とし、「吉野ヶ里あいちゃん農園」のメールinakayasai@gmail.comで予約も受け付ける。

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