豪快な火柱を立てる手筒花火を披露する男衆=27日午後8時15分ごろ、佐賀市大和町(撮影・山田宏一郎)

 九州の嵐山とも呼ばれる川上峡の夜空を彩る「川上峡花火大会」が27日、佐賀市大和町で開かれ、地元有志による手筒花火が初めて披露された。勢いよく立ち上った高さ10メートルほどの火柱が嘉瀬川の浮桟橋に並び、詰めかけた観客から大きな歓声が上がった。

 手筒花火は「揚げ手」と呼ばれる男たちが、火薬や鉄粉を仕込んだ竹筒を抱えて噴射する。地元有志が結成した「肥前大和手筒組」(宮原知司会長)のメンバー13人が揚げ手を務めた。

 法被姿の男衆は火の粉を浴びながらどっしりと踏ん張って筒を支えた。燃え尽きる瞬間、「ボンッ」と爆音を立てて筒の底が抜けると、観客からどよめきが上がった。

このエントリーをはてなブックマークに追加