バレーボール男子予選グループ戦・佐賀学園-天理(奈良) 第1セット、糸山大賀(左)のブロックで24-20とする=三重県伊勢市のサンアリーナ

バレーボール男子予選グループ戦・佐賀学園-天理(奈良) 第1セットを逆転で奪い、気合を入れる糸山大賀(中央)ら佐賀学園の選手たち=三重県伊勢市のサンアリーナ

 上位進出を目指す上で課題はあったものの、まずまずの滑り出しとなった。予選グループ戦に臨んだバレーボール男子の佐賀学園は、天理(奈良)に2-0のストレート勝ち。全日本ユースメンバーのセッター糸山大賀を中心に声を掛け合って出だしの悪い流れを断ち切り、多彩な攻撃で相手を圧倒した。

 「最初は緊張でみんなの足が動いていなかった」と糸山。第1セットの前半はスパイクが決まらず、連続失点で2-7と天理に大きく差を広げられた。「びびるな。練習通りやればいい」。浮き足立つチームメートを糸山は大声で鼓舞し、左右に大きく展開して相手の守備を崩す作戦をとった。

 攻守のリズムが徐々によくなり、ピンチサーバーで起用された小林武、江口倖晟の鋭いサーブ、レシーブも流れをもたらした。

 第1セットを逆転した勢いのまま、第2セットは南谷健太と有島拓実が高いブロックで相手エースを封じ込めた。

 「序盤は心の弱い部分が出た。大会を通して成長し、攻めのバレーを貫きたい」と蒲原和孝監督。初戦突破にも笑顔を見せなかった糸山は「もっとしっかりやれる力はある。次は自信を持って戦いたい」。10年ぶりに新調した真っ赤なユニホームで、新たな歴史をつくる覚悟だ。

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