人命救助で社会貢献者表彰を受けた川﨑大輔さん

 佐賀市川副町の会社員、川﨑大輔さん(41)がこのほど、人命救助の功績をたたえられ「第50回社会貢献者表彰」(社会貢献支援財団主催)を受けた。大相撲の元力士で、命懸けの行動で川に溺れていた3人を救った川﨑さんは、表彰状を手に「救助できてよかった」と当時を振り返った。

 川崎さんは2016年7月、佐賀市大和町の「道の駅大和・そよかぜ館」そばの嘉瀬川で溺れている女性と幼児2人を発見し、自ら川に入って命を救った。

 「見つけた瞬間、体が動いていた」。夢中で飛び込んだが、梅雨明け時期の川は、ダムの放流などの影響で水深が約2メートルの所もあったという。「飛び込んでから、もうだめだと思った」と途中で死も覚悟した。力士として10年間鍛えた体と力が役立った。流される中で足元に大きな石を見つけ踏ん張ることができた。

 今回の表彰は人命救助の部門で11件、社会貢献の部門で29件。表彰式は東京で今月6日にあり、表彰を受けた者同士の交流も楽しんだ。共感することも多く、「戦友のような感じだった」と話す。

 猛暑の今夏、川や海などの水辺で遊ぶ人も増えている。「子どもは親の言うことをちゃんと聞くこと。親は子どもから目を離さないように」。川崎さんは注意を呼び掛ける。

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