東京五輪の事前キャンプ実施に向けた視察の成果を語るフィンランドオリンピック委員会のレーナ・パーヴォライネン大会運営ディレクター(右)=県庁

 2020年の東京五輪を前に25、26の両日、フィンランドのオリンピック委員会が事前キャンプ候補地の視察で佐賀市を訪れた。同委員会大会運営ディレクターのレーナ・パーヴォライネン氏は県内の環境を高く評価し「来年は選手を連れて佐賀を訪れる」と述べ、事前キャンプ実施にも前向きな姿勢を見せた。

 パーヴォライネン氏ら4人が、佐賀市の富士しゃくなげ湖や県射撃センター、県総合運動場、森林公園などを巡った。

 26日には副島良彦副知事を訪ね、視察の成果を報告し、意見交換した。副島副知事は「リクエストがあればしっかり応え、勝てる練習環境と食事を提供したい」とラブコール。

 パーヴォライネン氏は「施設が近い位置にまとまっている」と評価した点を挙げ、「私たちは暑さや高い湿度に慣れていない。オリンピックの時と近い気象条件を選手たち経験してもらいたい」と来夏は視察だけでなく、選手を伴った合宿を実施する考えを示した。

 県スポーツコミッションは東京五輪に向けて事前キャンプ誘致を進めており、これまでにオランダの空手、タイのアーチェリーが決まっている。

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