鹿島市の木彫師、小森恵司さんの「癒しの彫刻展」=佐賀市の佐賀玉屋本館6階ギャラリー

 鹿島市の木彫師、小森恵司さん(37)の「癒しの彫刻展」が、佐賀市の佐賀玉屋で開かれている。鹿島市に古くから伝わる浮立面、現代風のインテリア、魚拓など温かみのある木材を通してさまざまな作品の面白みを味わえる。30日まで。=写真

 オーダーメイドで作る「愛車の彫刻」は車好きの人に人気。小森さんは彫ってほしい車の図面を見ながら立体的な完成品を想像し、左右対称になるように彫った。タイヤやエンジンの複雑な模様も再現している。

 イカやマダイを題材にした「魚拓」は木を彫る量、角度、深さを工夫して立体感を出した。マダイのうろこのざらつき感、イカの吸盤の膨らみを美しく表現した。

 最近は子どもたちに芸術の魅力を伝えることにも力を入れる。鹿島市の小学生が運動会で踊る「面浮立」で使う浮立面を、市内7校の小学生と一緒に作っているほか、保育園や幼稚園で水彩画も教えている。小森さんは「幼い時に体で芸術を味わってほしい」と話す。

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