佐賀県警は27日、県内で今年上半期(1~6月)に認知した刑法犯認知件数は1698件で、前年同期より496件減ったと発表した。戦後最少だった昨年をさらに下回るペースで、減少率22・6%は全国一だった。

 窃盗犯が大きく減少しており、398件減の1205件。中でも自転車盗の減少が最も大きく141件減の248件だった。知能犯も40件少ない76件と3割以上減った。このうちニセ電話詐欺は22件減の14件で、被害額は約9158万円減の約1158万円だった。

 松吉昭典刑事部長はこの日の会見で、ニセ電話詐欺の被害が減っている現状を「県民への広報活動でニセ電話に対する抵抗力が高まり、現金自動預払機(ATM)の高齢者の利用制限など水際対策の成果が表れている」と述べた。ただ、予兆電話(アポ電)は今も多発しているとして「引き続き警戒や注意は必要」と語った。

 摘発は185件減の1168件で、摘発率は68・8%で前年より7・1ポイント上回った。夏場は女性や子どもを狙った犯罪が増えるとみられ、松吉部長は「抑止と摘発の両面から引き続き努力していく」と述べた。

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