昆布とかつお節で取っただしを慎重な手つきでこす親子=佐賀市のアバンセ 

 夏休み中の親子が和食作りに挑戦する料理教室が25日、佐賀市のアバンセであった。親子28人が参加し、プロの料理人に日本料理の基本であるだしの取り方から教わりながら4品を作った。

 献立はトウモロコシの炊き込みご飯、タイの煮付け、だし巻き、味噌汁。県内の和食店でつくる県料理業生活衛生同業組合(岸川正人理事長)の組合員らが講師を務めた。

 子どもたちは、水を量って鍋に入れるのさえ慎重な手つき。特にナスに隠し包丁を加えるときは、息も止めるような丁寧さで作業していた。

 プロの日本料理人に、保護者からもさまざまな質問が出た。講師役の和食店主らはだしを取るこつとして「昆布だしは70度で火を止めて。それ以上の温度ではぬめりが出る」と説明。また「家庭ではだしパックでもいい。1回だけ使って捨てるのはもったいないから、佃煮などにも使って」とアドバイスしていた。

 組合の創立30周年を迎えた3年前から毎年開いている。岸川理事長は「親御さんたちも和食離れが進んでいる中で、改めて和食の良さを再認識してもらいたい」と話した。夢は和食の料理人という江口尚志君(9)は「包丁の使い方を教えてもらえた。夢に一歩近づけたかな」と目を輝かせていた。

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