売れ行き好調の飲料を補充するスタッフ=佐賀市のスーパーモリナガ佐賀空港通り店

汗染みになりにくい、接触冷感といった機能性のスーツが3割増で売れている=佐賀市兵庫北の洋服の青山佐賀本店

 梅雨明け後、記録的な暑さが続く今夏。佐賀県内でも“猛暑対策商戦”が活況だ。中でも飲料水やエアコン、接触冷感などの機能が付いたスーツの売り上げが伸びている。暑さは8月も続くとみられ、スーパーなどでは在庫確保に力を入れる。

佐賀市巨勢町のドンキー薬局では、7月に入り、経口補水液や栄養ドリンクを箱買いする人が増え、昨年の1・5倍の売れ行きだ。「高齢の母の中元にという方も多い」と宮地キクヨ社長。「暑くて眠れない」と、入眠剤を買い求める人も多い。他にも、汗でも落ちない眉ずみは、7月に入って品切れに。毎年夏に出る、ひんやりとして気持ちいい冷感ファンデーションも、例年の2倍の売れ行きだ。

 一方、「虫よけ関連がさっぱり」と宮地社長。虫にとっても想定外の暑さなのだろう。

 洋服の青山佐賀本店(佐賀市)では、熱を遮断し、洗えるといった多機能の女性用スーツが昨年の3割増で売れている。紳士用の半袖ポロシャツも6月後半からぐんと売れ始め、昨年の3割増。裏地が接触冷感素材のスラックスやメッシュのシューズ、足の蒸れを軽減するシューズを買い求める人も多い。尾原将人店長は「8月に入れば夏物も品薄になる。買いそろえるなら早めに」と呼びかける。

 スーパーモリナガ空港通り店では、加熱調理が必要な精肉の売り上げが伸び悩む一方、昼過ぎには冷やしうどんや冷やし中華が陳列棚からなくなる。カットフルーツやビールの売れ行きも好調で、飲料水を含め、在庫確保が大きな課題となりそうだ。

 エディオン佐賀本店では、エアコンの売り上げが昨年より倍増。池上英治店長は「こんなに売れるのは見たことがない」と言い、取り付け業者も対応に追われている。池上店長は「メーカーが想定する暑さを超えている。実際の部屋よりも広めのものを」と話す。

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