多彩な演奏プログラムで観客を魅了するヨーロピアンジャズトリオ=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 オランダを代表するジャズミュージシャン「ヨーロピアンジャズトリオ」による音楽ライブが25日、佐賀市の佐賀城本丸歴史館であった。多彩な演奏プログラムと会場が織りなす雰囲気で観客を魅了した。

 ライブは、県が明治維新150年の節目として取り組む「SAGA SEA 2018―佐賀とオランダの“再会”が22世紀の文化をつくる」の一環として開催された。オランダとの交流の歴史は古く、約400年前、オランダの会社が有田焼をヨーロッパに伝えたことが始まりだという。

 ヨーロピアンジャズトリオは、オランダ出身のマーク・ファン・ローン氏(ピアノ)、フランス・ファン・ダー・ホーヴェン氏(コントラバス)、ロイ・ダッカス氏(ドラムス)の3人で活動。日本の歌謡曲や童謡なども取り入れ、即興演奏の自由さを通し、日本と西洋の文化の懸け橋となっている。

 この日のプログラムは、ボブ・ディラン代表作「くよくよするなよ」、日本の童謡「赤とんぼ」、クラシックなどをジャズアレンジで演奏する多彩な内容となった。3人の柔らかい演奏と、外御書院の暗い照明による落ち着いた雰囲気が幻想的な空間をつくり、観客約120人は一曲ごとに大きな拍手を送った。ピアノを演奏したマーク氏は「佐賀城というすてきな場所で演奏できてハッピーだ」と喜びを語った。 

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