脳と体の関係などについて話した脳科学者の茂木健一郎氏=佐賀市のエスプラッツ

 脳科学者・茂木健一郎さんのトークショー「スーパープレゼンテーション」(佐賀新聞文化センター主催)が23日、佐賀市のエスプラッツで開かれた。脳と体の関係を説き、胃腸が脳に司令を出しているという考え方を示した。

 茂木さんは、体を動かすことは直感を鍛えるという神経学者の学説を紹介し、「どんなに賢い人でも自分の体を動かすことで新しい発想などを追求することが大事」と述べた。

 胃腸は“第二の脳”と言われることを説明し、「怒ると消化が悪くなる。食べ物を消化するにもパワーが必要。胃腸が怒っている間は『消化している場合じゃない』と脳に信号を送っているのでは」と話した。

 会場から「たくさんの微生物がいる元気な土壌から収穫した野菜を食べると、脳の活動もよくなるのか」と質問が上がり、茂木さんは「さまざまな栄養素を胃腸が吸収することで、脳にも多様性が生まれるきっかけになるかもしれない」と答えた。

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