高校生平和大使の活動を報告する武雄高校3年の藤田裕佳さん=佐賀市のアバンセ

被爆体験を話した県原爆被害者団体協議会の田中徹会長=佐賀市のアバンセ

 県生活協同組合連合会は25日、佐賀市のアバンセで平和を考える集い「ピースアクション2018inさが」を開いた。約150人が被爆体験者や高校生平和大使などの話に耳を傾け、平和な世界の実現への思いを新たにした。

 1部では、県原爆被害者団体協議会の田中徹会長(77)=基山町=が登壇。4歳で被爆し、父親や弟が原爆の影響で命を落としたことなどを語った。田中会長は「多くの体験をし、自分が生きてきたことは正当だったのか分からない」と回想し、「会長になって人前で体験談を話すうちに父の思いを語り継がねばと思うようになった。核兵器ゼロの平和な世界になるように願っている」と訴えた。

 続いて、武雄高校3年の藤田裕佳さん=有田町=が第20代高校生平和大使の1年間の活動について報告した。「平和を構築するためには行動しなければいけない。これからも平和への思いを忘れず、希求し続けていきたい」と力強く語った。

 そのほか、沖縄で起きた米軍機墜落事故を題材にした映画「ひまわり」の上映会もあった。

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