決勝・唐津商-佐賀商 8回裏佐賀商2死一、二塁、4番古賀輝希が右越えに2点二塁打を放つ。捕手土井克也=みどりの森県営球場

 主砲の一振りが試合を決めた。1点差に迫られた八回裏、2死一、二塁で佐賀商の4番古賀輝希が放った打球は高々と伸びて右越え二塁打に。2点を追加し、唐津商の反撃の芽を摘んだ。

 終盤に1点差となり、どちらに転ぶか分からない展開の中、打席に立った古賀輝は先発木村の顔が頭に浮かんだ。「颯太を楽にさせたい」。その一心で真ん中低めのチェンジアップを振り抜いた。二回も右中間三塁打を放ち、先制のホームを踏み、流れを引き寄せていた。

 調子を上げたのはこの1カ月。4月末に右肩を脱臼して思うように練習ができない時も足腰を中心に鍛え、「軸がぶれなくなった」。6月のNHK杯後に復帰すると、練習試合で本塁打を放った。

 そのまま森田剛史監督から夏の4番を託され、敬徳との1回戦では3点本塁打で応えた。

 甲子園に向け、「佐賀代表として恥じないプレーをする」と気を引き締めた。

このエントリーをはてなブックマークに追加