小城市の元商工観光課長=退職=による一連の不祥事で、不適切な会計処理が明るみに出た清水ライトアップ(清水竹灯り)事業の実行委員会に対し、5年分の補助金1250万円の返還を要請することなどを市に求めた住民監査請求の意見陳述が25日、市役所であった。使途不明の領収書が多数見つかっているとして、請求人は「市の監査は極めて不十分で、税金の使われ方も透明性を欠く」と指摘した。

 住民グループ「小城市をよくする市民の会」の代表世話人(70)と弁護士2人が監査委員に請求の補充意見を述べた。会計資料には、事業との関連が不明瞭な商品の領収書もあることなどから「業務上横領罪に問われる」と主張、依願退職した元課長を懲戒免職処分とし、退職金を返還請求するよう求めた。

 監査委員は9月3日までに請求を認めて勧告するか、棄却するかを判断する。古川吉光代表委員は「中立の立場で事実関係をしっかり確認したい」と述べた。

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