夕方、リニューアルしたキャンプ場を内覧する佐賀県や唐津市の職員たち=鎮西町の波戸岬キャンプ場

(ヴィレッジインク提供)リニューアルした波戸岬キャンプ場。すぐそばに海を臨む=唐津市鎮西町

 唐津市鎮西町の波戸岬キャンプ場が28日、夏休みシーズンに合わせてリニューアルオープンする。キャンプ場運営を手掛ける民間会社と手を組み、快適なアウトドアが楽しめるプレミアムエリアを新設。「九州最強の公営キャンプ場」を目指す。

 1団体限定のプレミアムエリアには、冷暖房付きのコンテナハウスやキッチン、冷蔵庫を完備する。海に沈む夕日が見られるウッドデッキも新たに造った。日帰り利用も可能で、結婚式などへの活用も想定している。

 他にも、エリア内で自由にテントを張れるフリーサイトエリアなどを設けた。イベント用大型テントやハンモックも貸し出す。総事業費は1億9570万円。

 同キャンプ場は佐賀県が1973年に開設した。面積は約4万8千平方メートル。海水浴場が近くにあり、海に沈む夕日も望める眺めの良さが売り。年間約4200人が訪れるが「決して多い数字ではない」と県有明海再生・自然環境課の担当者。冬は利用者が大きく減るなど課題もあった。

 利用者増を目指す県は、全国各地でキャンプ場を運営するヴィレッジインク(本社・静岡県)を指定管理者として採用。民間のノウハウを生かし、アウトドアファンのニーズに応えるため、共同でリニューアルを進めてきた。

 22日には、施工業者や地域住人ら約100人を招いたパーティーがあり、新しくなった施設を内覧した。同社の橋村和徳社長(44)=唐津市出身=は「これを機に唐津を自然体験事業の中心地にしたい。ゆくゆくは佐賀県の観光産業を盛り上げる役割を担えたら」と話した。

 予約や問い合わせは施設のホームページで受け付ける。

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