BCPを策定し経営に生かす方策を語る高橋氏=佐賀市のグランデはがくれ

 災害など緊急時にも業務を継続するための事業継続計画(BCP)を経営に生かすためのシンポジウム(県、県中小企業団体中央会主催)が23日、佐賀市のグランデはがくれで開かれた。約80人が参加し、BCPや、平時の活用について学んだ。

 リスクマネジメントの専門家で、SOMPOリスケアマネジメントの高橋孝一氏が講演。有事でも、事業を途絶えさせない仕組みが企業の売りになるなど、BCPを経営に活用できることを紹介した。

 静岡県の乾燥機メーカーは、北海道旭川市の企業と業務提携し、相互に商品を販売、開発している。沖縄の営業所でバックアップデータを管理。被災時は沖縄と北海道で、装置の復旧や補修をするといった、顧客サービスを途絶えさせない体制を整えているという。高橋氏は「BCPはお客さまへの供給継続。企業の存続意義そのもの。日常の業務の一環に組み込まれることが実効性のあるBCPにつながる」とアドバイスした。

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