佐賀県内で21、22の両日開催された中学総合体育大会の地区大会で、生徒ら計30人が熱中症とみられる症状で救急搬送されたことが、県中学校体育連盟の調べで分かった。体調不良で医療機関を受診した人も相当数出ており、県中体連では来年以降の大会日程の変更など対策を検討する。

 地区大会は県内8地区で開かれた。熱中症の疑いで救急搬送されたのは21日18人、22日12人の計30人。内訳は生徒28人、保護者2人だった。自ら医療機関を受診した人も相当数いるとみられ、伊万里・西松浦地区大会では生徒14人が体調不良を起こして診察を受け、うち2人は一時入院した。

 県内は21、22日も各地で最高気温が35度を超えていた。連日の猛暑を受けて県中体連は大会前、開会式の短縮や競技中の給水タイム、休憩の設定など熱中症防止の対応の徹底を各地区大会の現場に通知していた。

 地区大会は例年、夏休みに入ってすぐか7月の第3日曜日に合わせて実施してきたが、県教委が昨秋に毎月第3日曜を公立中学部活動の「統一休養日」と定めたため、今年は第4日曜の開催となった。熱中症を懸念する声はあったが、県大会、九州大会と後の日程が詰まっており、実施せざるを得なかった事情がある。

 県中体連を指導する県保健体育課は「今年のような暑さが続くとなると、日程の前倒しなど検討しないといけない」としている。

 県大会は25、26、29、30日に開催予定で、県中体連は各競技の専門部に万全の対策を取るよう、あらためて指示した。

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