任期満了に伴う東松浦郡玄海町長選が24日、告示され、前町議の脇山伸太郎氏(61)=諸浦=と元町議の中山敏夫氏(63)=今村=のいずれも無所属新人の2人が立候補を届け出た。どちらも立地する九州電力玄海原発を容認する立場で、岸本町政の評価や再稼働後のまちづくりなどを争点に、5日間の選挙戦に入った。投開票は29日。

 3期務めた岸本英雄町長(65)は体調不良を理由に出馬せず、12年ぶりに町の顔が変わることになる。

 脇山氏は、応援を受ける岸本氏の実績を念頭に「町民が幸せを感じる、『玄海町がよかね』と言えるような町を、岸本町政の続きとしてつくり上げていきたい」と主張した。

 中山氏は人口減少が進む現状から、保育料などの無料化を掲げ「12年間の岸本町政を変革する選挙。農業、漁業、商工業が疲弊している。活性化につながる事業を進める」と訴えた。

 玄海原発について、容認とする脇山氏は「国のエネルギー政策に貢献している自負を持ってほしい」と支援者に呼び掛けた。「共存共栄」のスタンスという中山氏は「原発の交付金を何にでも使えるようにしていく」と強調した。

 期日前投票は25~28日の午前8時半から午後8時まで、玄海町役場で実施する。投票は29日午前7時から午後8時まで、役場に加え、町民会館と保育所「ふたば園」の3カ所で行う。選挙人名簿登録者数は4802人(男2437人、女2365人)=7月23日現在。

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