日陰で集中して描く参加者=佐賀市の県立博物館、美術館周辺

 東光会佐賀支部「緑光会」による親子スケッチ大会が22日、佐賀市の県立博物館・美術館周辺であった。親子連れら約300人が思い思いに風景を描いた。

 例年、午前9時から午後3時までの6時間かけて、四つ切り画用紙に描くが、今年は熱中症を懸念し、画用紙は半分の八つ切りサイズ、制作時間も正午までに短縮した。

 親子は木陰や日陰に座り、建物や木々を絵筆やコンテを使って丁寧に描き込んでいた。同会の会員らが会場を巡り、参加者にアドバイスして回った。同会の田代利夫代表は「描くことを通して親子で時間を共有できる。大会は39回目。参加者が親になり、親子3代で足を運ぶ人も出てきた」と笑顔を見せた。

 小学6年の娘と参加した吉岡綾子さん(44)=小城市=は、「外で描く機会を作ろうと思ってもなかなかできない。大会があるとやる気も出る。小学2年から参加している娘の絵は、巨匠のような大胆な絵から、繊細に変化してきた。絵の描き方や技法をどうすればいいか考え始めているのはいいこと」と語った。

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