「子どもが生まれる前から家事や育児を夫婦で担う意識を高めよう」と開くイベントのポスター

 妻と夫の間で、どちらかに(一般的には妻の方に)家事や育児の負担が大きくのしかかり、バランスに偏りがある状態「家事ギャップ」が、社会的な問題になっている。佐賀県は8月4日午後1時半から、子どもが生まれる前や、乳幼児期の子どもを育てる夫婦の家事ギャップを可視化し、これからの家事や育児の分担を考えるイベントを、佐賀市のザ・ゼニスで開く。子育て期の夫婦、60組を募集している。

 

 総務省の調査によると、佐賀県は共働き世帯の割合が53・8%で全国10位と高い(2017年)。6歳未満の子どもがいる夫婦の1日当たりの家事関連時間は、妻が415分に対し、夫は96分と、妻が4倍以上の時間を担う(16年)。時間だけでなく、例えば「ごみ捨てはするが、空になったごみ箱にビニール袋をかけることまではしない」といった家事に関する男女間のギャップも横たわる。

 当日はチェックシートも活用しながら具体的に意識の差を確認、日ごろの思いを踏まえ「わが家のルールブック」を作る。県男女参画・女性の活躍推進課は「取り組もうとしている男性からすれば、『また責められるのか…』と尻込みするかもしれないが、目的は幸せな夫婦関係、家族関係を築くこと。楽しみながら参加を」と話す。

 問い合わせはイベントを運営するNPO法人ファザーリング・ジャパン九州、電話090(9168)6376。

このエントリーをはてなブックマークに追加