除草作業に精を出すNTT西日本グループの社員ら=佐賀市三瀬村の中鶴地区

 NTT西日本グループで、佐賀に拠点がある会社の社員と家族らが21日、同市三瀬村中鶴地区で地域住民と共に棚田の草刈りをした。総勢約60人が草刈り機や鎌などで、棚田に生えた雑草を駆除。朝から30度を超える炎天下、汗をぬぐいながら、午前中から昼まで2時間ほど活動に精を出した。

 地区内で2カ所に分かれて作業した。長く伸びた草を機械で刈り、イノシシ対策用のフェンスに巻き付いたつるを取り除いた。

 中鶴自治会の杠裕文さん(64)は「草刈りをしないと、竹などが伸びてイノシシの隠れ場所となる。イノシシは稲穂を食べ、苗を倒すなど被害をもたらす」と対策に手を焼いてきた。地域は高齢化が進み、会社勤めも多いことから草刈りに手が回らず、「ボランティアは大変ありがたい」と感謝する。

 NTT西日本佐賀支店の小野貴大さん(44)は「地域の役に立ちたい思いで活動している。住民との交流にもなり、やる意味は大きい」とすがすがしい表情を見せた。

 NTT西日本佐賀支店と中鶴自治会は昨年、棚田ボランティアに関する協定を結び、活動は3回目。7月と10月の年2回行っている。

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